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物事をバイラルにするには? バズフィードの3つのテクニック

◆ラフテックラボについて◆

ラフテックラボは、株式会社LAUGH TECHの運営するCurazyにおいてメディア運営の知見や、笑うを科学した研究レポートになります。 海外文献の翻訳や、実際のCurazy統計情報等を公開していく予定です。

物事をバイラルにするには? バズフィードの3つのテクニック

※以下記事は、ガーディアン紙のHow to make something go viral: tips from BuzzFeedを翻訳し、一部Curazyの視点を加えた記事になります。

1:物事をバイラルさせるには?

もしあなたが人気のウェブサイトを持てるほど幸運なら、たくさんの人々に見てもらえる何かを作るのは難しくないはずです。

フロントページに何かを載せるだけで、みんな何かを見てくれます。

でも、人がクリックするものを作るのは、ほんのちょっとだけ難しいです。

キャッチーなタイトルをつけるか、注意を引く目立つサムネイルと一緒にすればいいのです。

さて、人がシェアするものを作りたいとすると、難しくなってきます。

①フロントページに来てもらう

②素晴らしいタイトル付けて、クリックしてもらう

③内容を、全部読んでもらう

④ツイートするなり、フェイスブックに載せるなり、はたまた同じ趣味を持った友達のグループにメールをしてもらう

上記4ステップを実施してもらわなければいけません。

そうした気分に、読み手がなるようなものを作るには、全てのプロセスは複雑になってしまうのです。
(その複雑になるプロセスによって、より面白くなるとも言えます。)

 

2:BuzzFeedではどうしてる? 

BuzzFeedでは、そのプロセスに何が起きているかを正確に知るために科学を扱っています。

人々がシェアをしたくなる物を作ることに興味があり、研究をしています。

そのおかげで月間のユニークビジターは1億3000万人を超えます。その中でも、FacebookやTwitter、PinterestなどのSNS経由で私たちのサイトに来る人が多く、75%(1億人弱)はシェア等によりサイトにアクセスします。

そうした研究や実績の結果、以下の3つのルールがある事がわかっています。

 

(1)バイラルコンテンツと言ってはいけない

さて、バイラルコンテンツについて学んだ最初のことは、絶対に、どんな状況でも、「バイラルコンテンツ」と言わないことです。

なぜなら、バイラルコンテンツという言葉は、ゲロ袋のような響きを持っているからです。

あなたは、いかに多くのメディアがそのルールを破っているかに、きっと驚くでしょう。  ■Curazyvison①■

 

(2)自分についてシェアする

私たちが学んだ2つ目は、人々が最も好きなのは、自分たちのことをシェアすることだ、ということです。

これは、うぬぼれによるものではありません。

自分についてシェアするというのは、自分が信じるもの、自分の考える価値、そして特に、自分が何が好きで何によってアイデンティティを確立しているか示したがっているのです。

アイデンティティについてシェアしたいという人々のモチベーションは、思っているほどナルシストな物ではありません。

例えば、自画撮りでさえアートになるのです。(是非googleでextreme selfiesと検索してみて下さい。)

だから、オンラインにおけるパブリケーションにおいては、読者がパブリッシャーなのです。

彼らは、どの記事やリスト・クイズ・インフォグラフィックを友人にシェアするかを決めます。

自分が何者であるかについて強いステートメントを出すようなものをシェアしたがる傾向にあります。

■Curazy vision②■

 

(3)ポジティブなコンテンツが大切

みっつめは、人々は強くポジティブな感情があるものをシェアしたがるということです。

ニューヨークタイムスが2010年に行った研究においては、最もメールされた記事は以下の4カテゴリのどれかに属するとされています。

①尊敬できる

②感情的

③ポジティブ

④驚き     です。

 

これが重要なのは、ただコンテンツに対して感情を感じるだけでなく、実際に彼らを動かす事が大切なのです。

つまり、実際に泣いたり声をあげたりショックを受けたりハッピーになったりした時、彼らはその体験を他の人と共有したいと思うのです。

これはインターネットにとって良いことです。

グーグルの検索システムを騙すためだけのタイトルをつけるという暗黒時代の技術は、ソーシャルにおいてはもう必要ないと言えるからです。

■Curazy vision③■

 

最後に:単なるクリックではなく「いいね!」を集めなくてはならないオンラインパブリッシャーは、人々が本当にシェアしたいと思うものを作り続けなければいけません。

 

 

 

 

 

curazyvison

 

Curazyvisionは、翻訳記事やコンテンツに関する、補足情報になります。

Curazyvison①日本でのバイラルコンテンツの呼び方

日本においては、バイラルコンテンツよりもバズメディアやバズメディア等の呼称の方が認知度が高いです。

多くのサイトにおいてBuzzが前後につくのには、BuzzFeedが海外メディアで取り上げられオマージュ的に乱立した為です。

しかしユーザー側から見るとサイトとの認識はあれど、バズメディアという呼称の認知はまだまだ低いです。

 

Curazy vision②政治的なシェア

アメリカにおいては、政治的な意識や意見を添えてシェアする事が多くIJR (Independent Journal Review)等の政治専門メディアも立ち上がって来ています。

献金や集会に関しての実績や参加なども、コンスタントにシェアしていく点は、年齢限らず国外では普通な傾向があります。

2016年にはアメリカ大統領選挙も控えているため、個人がシェアし閲覧する機会も倍増していくのではないでしょうか。

Curazy vision③猫とおバカ動画

猫は、どんなおバカな猫であっても、クオリティが低かったとしても話題になりやすいです。

対して、人間のおバカな行動の動画は、迷惑的な視点や冷めた感情を呼び起こしてしまう事があります。

そうなると、笑いつつもネガティブという意識が芽生えて”いいね”をしたいとも思わなくなってしまいます。

海外で大きく再生されている動画であっても、日本のユーザーが興味を示さないのはそうした要因があります。